多汗症の原因は?手汗、足汗、脇汗を解決するには?
多汗症の原因ってどんなものがあるのでしょうか。原因を探ることで手汗、足汗、脇汗の根本的な解決ができるかもしれません。
多汗症はなった人にしかわからない大変さがあります。多汗症の症状が重症化すると手のひらから汗が垂れてくるほどの汗が出てしまいます。
そうなると、日常生活のあらゆる面で不利益がでてきます。仕事でパソコンを使う人や紙の書類を扱わないといけない人にとっては恐怖です。
多汗症の中度の人でも手の平に汗がにじみ出てきて、人の手を握ったりすることもできません。
日本人も100人に3人ほどの多汗症患者がいるともいわれています。
そんなつらい多汗症の原因を探っていきましょう。
多汗症の原因にはどのようなものがあるのでしょう。
多汗症の原因にはさまざまなものがあるので、人によっても違ってきます。
・ホルモンバランスの乱れ
・生活習慣
・精神的ストレス
・遺伝
・他の疾患がある
などがあります。
ホルモンバランスの乱れが原因の場合
ホルモンバランスの乱れが原因の場合、ホットフラッシュという現象があります。
一緒にいる人は暑がっていないときでも、自分はほてっていて汗がたらたら垂れているという症状です。
生活習慣が原因の場合
生活習慣がばらばらだったり、食生活が偏っていることでも多汗症を発症することがあります。
食生活では脂っこい食べ物や塩分の多い食べ物を好むひとに多いようです。
また、肥満も多汗症の原因となります。食生活や生活習慣を変えていくことで多汗症の症状を緩和させていくことも可能です。
精神的ストレスが原因の場合
過度の精神的ストレスや緊張状態にあるときに大量に発汗します。
通常のひとは、家でくつろいでいるときは副交感神経が優位になりますが多汗症のひとは交感神経が優位になりやすい傾向があるようです。
遺伝が原因の場合
遺伝が原因の場合は、家族のなかにも同じように汗に悩む人がいると思います。
遺伝的なものは防ぎようがありませんが、同じ悩みを持つ家族がいることで一緒に治療をするという心強さはもてるかもしれませんね。
他の疾患が原因の場合
前はなかったのに、ある時から急に大量の汗をかくようになった場合、他の疾患が原因の場合も考えられます。
例えば、糖尿病・自律神経失調症・急性リウマチ・結核・がんなどです。
気になる症状がある場合は早めに病院を受診して検査を受けましょう。
原因が他の病気の場合、そちらの治療が終われば多汗症の症状も良くなるでしょう。
多汗症の原因について探ってきましたが、自分がどのタイプなのか把握できれば多汗症治療も正しい方法を選択できると思います。
つらい多汗症ですが、早く自分に合う治療法を見つけて汗の悩みと決別したいですね。