イオントフォレーシスを行っているひとによっては効果ないと言っている人もいますね。
でも、イオントフォレーシスで効果あると言っている人がいるのも事実です。
どちらの情報が正しいのか、使う人によっては効果ないのかその真実に迫っていきます。
イオントフォレーシスで効果ない人がチェックするべきこと
多汗症の重症度はどの程度?
多汗症治療を皮膚科で行うときによくするのがイオントフォレーシス治療です。
でも、実は多汗症の重症度によってはイオントフォレーシスの効果があまり満足できる結果にならないことも。
イオントフォレーシス治療が推奨されるのはレベル1~2の人です。
あなたの多汗症の程度はどのレベルでしょうか?
皮膚科で行われる診断とは?
皮膚科を受診して多汗症の治療をするときにはまず問診からはじまります。
あなたはどの部分の発汗に悩まされているのか?
範囲はどのくらいか?
左右に発汗の差はあるのか?
運動時、入浴時に無汗な場所はないか?
などが良く聞かれる項目です。
問診の結果では、膠原病・甲状腺機能の血液検査をする場合もあります。
次に視診があります。
先生の目で手のひらの水滴をチェックします。
もし、普段は汗がひどいのに診察のときに汗が出ていないようなら、手のひらを軽く刺激して発汗するかを見ます。
次に、発汗計を使って手の湿度や波動の測定を行います。
これらの検査であなたの多汗症の度合いがわかります。
レベル1
水滴は見られないが、手が湿っている
レベル2
水滴が見られ、水たまりになっている
レベル3
手の平から汗がたれている
自分でも大体の予測はつけられますが、あなたの多汗症の程度を知ることによって、適した多汗症治療を行うことが可能なので、自分の多汗症の程度がわからないひとは調べてみてもいいかもしれません。
イオントフォレーシスってどんな方法?
イオントフォレーシス治療は患部に電気を流す治療法です。
手の平や足のうらなどの患部を水をはったトレイに入れ、イオントフォレーシス機器から微電流を流します。
手や足以外の部位はトレイにつけられないので、専用のスポンジのようなものを当てて電気を流します。
クリニックでは第一段階で行われているメジャーな多汗症治療法になります。
イオントフォレーシスを行うメリット
イオントフォレーシス治療を行うメリットとしては、副作用がほとんどないことです。
微電流をながすので、敏感な人は流す電流の強さを調整しながらできます。
痛みを感じることもないので安全な治療法です。
イオントフォレーシスを行うデメリット
イオントフォレーシス治療を行うデメリットとしては、治療の効果があらわれるまでに時間がかかること。
また、続けていかなければ効果が安定しないことです。
治療をはじめたころは、週に2~3回イオントフォレーシスを行います。
効果でではじめてからは週に1回程度に少なくします。
ですが、汗が出なくなったからと言ってすぐにやめてしまうと、元に戻ってしまいます。
イオントフォレーシスを行う注意点は、とにかく長く続けていくことなんですね。
イオントフォレーシスは自宅でも可能
それだけの頻度でクリニックに通う必要があること、長期間通い続けなければならないことがネックになって続かなくなる人が多いのも事実です。
自宅でもイオントフォレーシス家庭用のものを購入すると、好きな時間にすきなだけ治療することができるので、通うのが困難なひとはイオントフォレーシス家庭用の購入も検討されるといいと思います。
ただ、日本ではイオントフォレーシスを一般の人に販売していないので、海外からの個人輸入になります。
英語が苦手だったり、個人輸入が心配なひとは、日本語サイトが用意されているメーカーでサポートもしっかりしているところで購入されるのがおすすめです。
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>>>イオントフォレーシス自宅用で多汗症を改善する方法